不動産業界にいると、建物の築年数を調べることが多くあります。
たいていは築年月を調べて、現在の年月から築年数を計算します。
世界で一番使われている暦は西暦です。
イエス・キリストの生年とされる年を元年(西暦紀元)とした紀年法ですね。
これに対し、日本では和暦も併用されています。
日本独自の暦法であり、元号とそれに続く年によって年を表現します。
飛鳥時代の孝徳天皇による大化がその始まりで、以来15世紀に渡って使われ続けてきています。
基本的に官公庁などの書類は和暦ですが、一般では西暦も多く使われています。
不動産の建物の資料でも和暦西暦が混在するので、築年数などはとっさにわからないことがしばしばあります。
そんなときのための和暦西暦対応計算式および表があります。
昭和
まずは昭和から。
昭和は「西暦=和暦+1925」で計算できます。
基本的に下2桁がわかればいいので、
「昭和の年に25を足す」と覚えておけばOKです。
例:昭和47年+25=72年
平成
お次は平成です。
「西暦=和暦+1988」で、略式は「平成の年に88を足す」です。
しかし、平成は平成12年から2000年になっています。
下2桁だけで判定する方法が問題となった、Y2K問題というものがありましたね。
平成12年以降は「平成の年から12を引く」と考えると簡単です。
令和
続いて令和も。
「西暦=和暦+2018」で、略式は「令和の年に18を足す」です。
R18と覚えればいいとのことですが、その言葉はそれ以外の意味が・・・
これまで和暦から西暦を計算しましたが、西暦から和暦を計算することもあります。
それぞれ「西暦-1925=昭和」「西暦-1988=平成」「西暦-2018=令和」となります。
ついでに、あまり使わないでしょうが明治と大正も書いておきます。
明治
明治は「西暦=和暦+1867」です。
明治は明治33年に1900年になっていますので、少々面倒です。
明治33年までは「明治+67」で、それ以降は「明治-33」となります。
大正
大正は「西暦=和暦+1911」です。
大正はすべて1900年代なので、「大正+11」で簡単にわかります。
さらについでに
明治は45年まで
大正は15年まで
昭和は64年まで
平成は31年まで
令和は現在1年まで
となっています。大正は15年まで
昭和は64年まで
平成は31年まで
令和は現在1年まで
以下に対応表を挙げます。
昭和 1 1926
昭和 2 1927
昭和 3 1928
昭和 4 1929
昭和 5 1930
昭和 6 1931
昭和 7 1932
昭和 8 1933
昭和 9 1934
昭和10 1935
昭和11 1936
昭和12 1937
昭和13 1938
昭和14 1939
昭和15 1940
昭和16 1941
昭和17 1942
昭和18 1943
昭和19 1944
昭和20 1945
昭和21 1946
昭和22 1947
昭和23 1948
昭和24 1949
昭和25 1950
昭和26 1951
昭和27 1952
昭和28 1953
昭和29 1954
昭和30 1955
昭和31 1956
昭和32 1957
昭和33 1958
昭和34 1959
昭和35 1960
昭和36 1961
昭和37 1962
昭和38 1963
昭和39 1964
昭和40 1965
昭和41 1966
昭和42 1967
昭和43 1968
昭和44 1969
昭和45 1970
昭和46 1971
昭和47 1972
昭和48 1973
昭和49 1974
昭和50 1975
昭和51 1976
昭和52 1977
昭和53 1978
昭和54 1979
昭和55 1980
昭和56 1981
昭和57 1982
昭和58 1983
昭和59 1984
昭和60 1985
昭和61 1986
昭和62 1987
昭和63 1988
昭和64 1989
平成 1 1989
平成 2 1990
平成 3 1991
平成 4 1992
平成 5 1993
平成 6 1994
平成 7 1995
平成 8 1996
平成 9 1997
平成10 1998
平成11 1999
平成12 2000
平成13 2001
平成14 2002
平成15 2003
平成16 2004
平成17 2005
平成18 2006
平成19 2007
平成20 2008
平成21 2009
平成22 2010
平成23 2011
平成24 2012
平成25 2013
平成26 2014
平成27 2015
平成28 2016
平成29 2017
平成30 2018
平成31 2019
令和 1 2019
令和 2 2020
令和 3 2021
コメント